娘語録その2
家賃値上げの件は結局家族会議で結論が出ず、締切ギリギリまで我が家を悩ませてくれそうです。
ううーむ。
そんな我が家の娘の珍発言をどうぞ。
私が独り言で「あー困ったなーどーしよー」と呟いていましたら、
娘が「どうしたの?何が困ったの?」と聞いてきました。
娘の知りたがり度は半端なくて、たとえば私が独り言で「あ!やばい!」と言ったり「わ、凄い!」とポロリと呟けば遠くからでもすぐさま飛んできて「おかーさんどーしたの?」
と聞いてきます。
何でもないよ、と答えてもそれは答えになってないと言うかのように自分の納得いく答えが返ってくるまで
「どうしたの?ねぇねぇねぇ!おかーさん!」を連発します。
で、その日の私のどうしよう、の呟きは息子が蚊に刺されてしまったという至極どうでもいい事だったのですが、
娘からは「かみたま(神様)が守ってくれるから大丈夫だよ。」という予想外の答えが。
我が家はすぐそばに結構大きな神社がありまして、この神社は辺り一帯の氏神様でして、我が家も神社を横切る度に一礼したり、しなかったり、何もなくてもたまにお参りしたり、と割と[神様]と生活が身近なところにあります。
娘も通る度に一緒に一礼したり、お賽銭投げてみたり。
で、どういうわけか息子の虫刺されは神様になんとかしてもらえると考えたみたい。
娘「かみたまに、お金払ってるでしょ、(お賽銭のこと)だから大丈夫よ〜。」
私は苦笑しつつ「そっか、それじゃ大丈夫だね。」と言いました。
また別の日の夜のこと。家族みんなでマッタリしつつ
「おおきくなったら何になる?」の会話を娘としていましたら、
娘はぷりんちぇちゅになるそうで、
「お父さんは大きくなったら何になる?」と夫が聞くと
「おとうさんは、おうじさまになっていいよ。」
「お母さんは?」と私が聞くと
「おかあさんも、ぷりんちぇちゅになっていいよ。」
と言ってくれました。微妙な上から目線が気になるところですが。
「嬉しいな〜。じゃあ、弟くんは何になるかな?」と聞きましたら
「弟くんはねー、んーオニギリ。」
オニギリみたいな顔だから、、って。
確かに純和風な顔の息子。王子様とは程遠く、まるまると太って、笑うと目がなくなるほどお肉がいっぱいの弟のことをオニギリみたいって思ったんでしょうか。
分かるよ、娘の言いたいこと!!
でもお父さんが王子様でお母さんも自分もプリンセスなのに、弟だけオニギリって!笑
そしてまた別の日。
私と娘と息子でお風呂に入る時。
弟のイチモツが、寒かったりするとヒュンってちっちゃくなってるのが面白いみたい。
見た途端「弟くんのおち○ち○、ちっちゃくなってる!!!」と大興奮の娘。
寒いとタマタマだけじゃなくて大事な所もシュンとしちゃうんですね、私も知らなくて、
「ほんとだねー面白いねー。」と娘と2人で話していたら、毎回弟のイチモツの大きさを確認して、
お風呂の度に
「またちっちゃくなってるー!」と大騒ぎ。
で何日か経った朝、弟のオムツを替える時。
娘が自分のお仕事のテープをぺりぺり剥がしてオープンザオムツの瞬間…
弟のイチモツを見て落ち着いた声で一言
「…ちょうどいい。」
ちょうどいいっていうのは、きっと、
いつもの私の見慣れた弟のイチモツだ、ということが言いたかったんだと思うんですけど。
もう面白すぎて横でケラケラ笑ってしまいました。
そして昨夜の事。
私が胃の調子がおかしくなってしまい限界に辛くて、いつもの寝る前の私の創作話もしてあげられず「ごめん、今日はおはなし出来ないんだ、ごめんね。」と娘に話してトイレとベッドを何往復かしてました。
娘もいつもは「おはなしは?おはなし!」とゴネるのですが昨日はさすがに空気を読んだのかトイレまでついてきて「大丈夫?」って訊いてくれたりして、娘の優しさにホッコリしつつもグッタリなりながら、眠りにつきました。
今朝私と同じぐらいに目を覚ました娘。
まだ目が覚めた状態でカーテンも開けていません。
私と目があうと
「お腹大丈夫?」と聞いてくれたので
「大丈夫だよ、ありがとうね」と娘の優しさにほろっときそうになったところで間髪入れず
「じゃあおはなしして。」
えっ?
えっ???今??
心配してくれたのかと思いきや。
娘の執念深さに負けました。
勿論断れるはずもなく寝ぼけた頭で適当にお話しさせられました。
娘語録、またの日まで。